美容の定額化サービス

本日は以下の記事。
ベトナムのフィットネス・美容スパ送客スタートアップWeFit、プレシリーズAでサイバーエージェント・キャピタルらから100万米ドルを調達 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
 
記事の概要。
ベトナムのWeFitとうい企業がプレシリーズAで資金調達を達成とのこと。

ホーチミンハノイを中心にフィットネス・美容の定額サービスを行っているとのこと。

使用者は定額料金を払って提携施設への予約が可能になるようです。
 

休眠資産の活用、As a service化するというビジネスモデルのようです。

 

確かに良いサービスなのですが、

発送は突飛なものでもないようで、

なぜ流行ってないのか気になりました。

 

恐らくは収益化の困難差だと思います。

日本でもいくつかサービスが立ち上がっては消えているようです。

以下のブログが非常によくまとまってます。

リダイレクトの警告

 

月額定額制−フィットネスクラブへのフィーとなるので、

ヘビーユーザーが多い序盤は苦しそうですね。

 

でそれが意外と根深い気もします。

月額会費を上げれば上げるほどヘビーユーザーのみのコミュニティとなりますし、

Airbnbのように定額制をやめて枠ごとの価格とすると、

フィットネスクラブ側への既存事業への影響があります。

 

ので、月額会費とは別でもう一つ収益源を確保する必要がありますよね。

フィットネスクラブへのフィーを払うのをやめて、

フィーを貰えるもしくはなくし、

フィットネス意識高い層のデータ提供などは鉄板な気がします。

 

あとはモニタとしてのサンプリング配布、

プラットフォームへの公告などでしょうか。

どれもありきたりになってしまいました。

もうちょっと考えます。

薬の配達ビジネス

本日は以下の記事。
28分以内配達アプリ「Dingdang(叮当)」がもたらす、中国の医療制度変革 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)


Dingdang(叮当)が薬の配送サービスを中心として、

どこまで中国の医療に変革を起こせるかという記事。

全体的に行為的だけれども、大手テックとの競争は避けられないとのこと。

 

この企業というより、

このサービスについてなのですが、、

日本でも類似のサービスがありました。

年配者向けなので若干UIが異なるのは仕方がないのですが、

にしてもモデルが気になりました。

 

たしかにこのサービスは
薬局で処方箋をだし、薬を貰うという中間プロセスの排除は実現できています。

一方で診察→処方箋→薬局の医療プロセス全体から見ると排除できている範囲が限定的かつ、効果が薄い箇所になっているのは否定できません。

 

確かに今後オンライン診療が一般化されればよいのですが、

現状法規制も厳しそうです。

 

これ単体では力を発揮できないので、

訪問介護との組み合わせなど、

もう少しニッチにした上でUXを磨き込んで欲しいなと思います。

 

もし、そういった一貫したサービスが提供できるのであれば、

ぜひ利用したいサービスです。

未来型美容液の使い方

本日は以下の記事。
P&G、顔のシミなどを検出して補正する美容機器をCESで披露 - CNET Japan
 
P&G Venturesによる新技術の発表。

 


「Opte Precision Skincare System」(Opte)という

携帯式美容製品なのだが、

肌のしみ、そばかす、ほくろなど異常がある部分を検知し、

その部分に的確に美容液を塗布することができるとのこと。

1秒間に200回のカメラ撮影と青色LEDのスキャンで人の目よりも正確に特定が可能とのこと。

 

テクノロジー✕医療の新しいコンビネーション型の製品のようです。

いずれの技術も流行りのというよりは、

少し前の技術のうち必要なものを使用している印象です。

 

たしかに、薬などの塗布方法はそのやり方によって効果が大きく異なるもの。

患部以外への塗布はしないほうがよかったり、

逆に上手く濡れていないなど。

家での使用などであれば塗るのが素人のため、

余計にその傾向はありそうです。

 

使う側も楽になるという側面があり、

一方提供側もカメラデータの利用といった応用がきくので

双方良しのいい製品だと思います。

あとはいかに使いやすくしていくか、

価格や単純な使いやすさ、使用できる美容液の種類の豊富さ、

を磨いていけるかが鍵かと思います。

そもそもまだ未来技術のようですが。

データドリブン型世界の平等とは

新年あけましておめでとうございます。

大分久しぶりになってしまいましたが、

今年も頑張って行きたいと思います。

 

さて早速今日の記事(しれっといつも通り始めます。笑)

データを駆使した医療、人を等しく救えるのか:朝日新聞GLOBE+

 

データ駆動型の医療が人びとの格差を広げる可能性があるという記事。

具体的には、
 家庭の裕福さによる知識格差、

ゲノム、生体を根拠とした採用格差、

が生じる可能性があるとのこと。

 

1点目に関してはデータドリブンかどうかはあまり関係ないのでは?と思います。

むしろ教育のオンライン化によって教育コストは恐ろしく下がっていく(いる)ので逆かと思ってます。

インターネットも使えませんの状態だと確かに格差はすごいのですが。

 

2点目に関しては半分賛成、半分反対ですね。

確かにゲノム、生体による採用格差って微妙だと思う反面、

それはもうその人のスキルなのでは?とも思ったりします。

 

例えば人より極端に睡眠時間が短いなどは

明確に活動時間に差が出るので、

スキルとして認めてもいいのではとも思います。

 

性別や人種による差別は根拠がないので論外ですが、

生体情報などで明確に差がある根拠があれば別にいいんじゃないとも思ったりします。

 

採用したいという欲を押さえつけるのは難しいので、

差別するな!という姿勢よりは、

差があり損をする人、先程の例で言えば睡眠時間が長い人、でもより活躍できる場所、環境、サービスを作ることに時間を使って欲しいなと思います。

 

スマートミラーの未来

若干ダジャレっぽいタイトルになってしまいましたが、

以下の記事。
メイクアップに特化したスマートミラー「actiMirror」、テック・パワーが国内展開 - CNET Japan
 
テック・パワーがactiMirror Corporationとの代理店契約を結び、メイクアップに特化したスマートミラー「actiMirror」の提供を開始したとのこと。

百貨店などがターゲットなので、

主に化粧品コーナーってことですね。

 

使用していない場合はデジタルサイネージとしても使え、

使っている時にはボタンや全面をモニターにするといった使い方ができるとのこと。

また、メイクのチュートリアルの動画にして顧客に送ることも可能とのこと。

 

スマートミラー、大分前から話題になってましたが、

イマイチ爆発しないですよね。

テクノロジーベースで入ったからこそ、

顧客の声があまり聞かれてない分野ですよね。

天気とか時刻とか鏡に映す必要あります?携帯でよくないですか?みたいな、、、

 

そういう意味ではこのactiMirror、

デジタルサイネージになることによる、

非使用時の活用や、動画の送信機能なんていうのは欲しいと思わせる機能かもしれません。

特に動画の送信とかはユーザーにもニーズがありそうだし、

連絡先も手に入るしで双方いいですよね。

 

やっぱりこういう新しいテクノロジーを活用したものは、

はじめにテクノロジーベースの商品がでて、

徐々にユーザーベースのものが開発されるんですね。

もっといいのでないかなー

 



上記のやろうとしていることが、、、
・そもそもそこに本当に課題はあるのか?
・あるとしたら本当に果たせそうなのか?=現状の課題は?
・課題があるとしたら解決策は?

困難を抱えた人のマッチング

本日は以下の記事。
イスラエル発の「次世代SNS」、インテルから12億円を調達 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
 「Wisdo」の資金調達の記事。

 

イスラエルのスタートアップ企業のようで、

困難に直面している人を繋いで、

より悩みや相談ができるようにするSNSのようです。

特許取得済みのマッチングアルゴリズムを使って、

同じ困難を抱えた人をマッチングしていくとのこと。

創業者の父のがんが発覚した際の、

情報不足、悩みが原体験になっているそうです。

 

原体験と悩みのマッチング、

すごくいいなと思います。

実際同様のサービスができないかを考えることもあったので、、、

 

サービスイメージが合っているか微妙なのですが、

休眠資産の活用になるのかなと思います。

誰かが保有して使っていない知識を誰かのために役立てる。

ある意味資産の活用ですよね。

 

1点気になったのは、

同じ困難を抱えた人をマッチングとのことですが、

困難を乗り越えた人はマッチングされないのでしょうか?

困難を乗り越えた人の定義、情報の取得が非常に難しいのはわかるのですが、悩んでいる人たちをかきあつめても、、、ってのは感じますね。

 

悩んでると漠然とした不安みたいなものはあるので、

そこの解決が主目的であればいいのですが。
 

現状知り合いに悩みを打ち明けられない場合、

NPO.NGOを始めとした団体への相談、

フェイスブックグループなどが代替手段でしょうか。

行動力ある人ならブロガーとかに直接コンタクトとってそうですね。

 

とまあ、そこそこ代替手段はあるかつ、

プラットフォームビジネスなのでいかに規模を拡大できるかがキーポイントですよね。

フェイスブックなど競合が入ってくる前にいかに爆発的にニッチをとっていけるかですね。

 

日本に来るのは当分先でしょうが、

楽しみです。

全盲の人がスマホを使うには?

本日は以下の記事。
目が見えない人でもタッチスクリーンを操作できるようになるシステム、カナダの学生が開発 | Techable(テッカブル)
 
記事の概要。

カナダの大学生チームが視力障害を持った人たちにもスマホが扱えるようにするアプリWatVisionを開発したとのこと。

スマホ画面の四方にシールを貼ることで画面サイズを正しく認識できるようになるとのこと。

また、専用アプリを立ち上げて指輪をはめた指をかざすと記載内容を読み上げてくれるようです。

 

あまり類似のサービスを聞いたことがなく、

新しい分野の開発だなと思います。

 

確かに、普段あまり気にかけてなかったですが、

視力障害を持つ人にとってスマホって抜群に相性悪いですよね。

まだガラケーのほうがマシだったような。。。

不便さが増すにつれて課題が顕在化した気がします。

 

現状視力障害を持つ人はスマホの代替手段をどうしているのでしょうか。

と思って調べてみるとこんな記事が。

盲目のiPhoneユーザーに聞いた、視覚を使わない驚きのスマホ操作術 | スタッフブログ | マイネ王

 

iPhoneすごい。

全盲の方向けの読み上げ機能や設定があるようです。

また、この記事のながでみんなと同じものが使える喜びとの言葉、すごく印象に残りますね。

 

ということで本題のデバイスに戻ると、

課題の目の付け所はすごくいい!!と思いましたが、

代替手段の下調べはやや甘い気もします。

 

いろいろなデバイスが使えるという点では特異性があるものの、専用アプリの立ち上げなどまだまだiPhoneで充分では?と思う箇所もあったりしますね。

とはいえ価格が圧倒的に安かったりもするので、

よりユーザビリティを上げて使えるレベルにしてほしいなと個人的には応援しています。