AQUIZの新しいバイアウトの形
久しぶりの更新になってしまいました。
ちょっと前の記事ですが、、、
クイズ買取サイト「AQUIZ」がDMMに1円で事業譲渡、代表の飯野氏が目指す“新しいバイアウト”とは | TechCrunch Japan
AQUIZがDMMに1円で事業譲渡とのこと。
1円てすごいですよね。
誰でも買えちゃう。
1円で譲渡の意図としては、
ゼロイチで形にしたものを大企業のリソースを使って加速したいというもの。
そのため、1円で譲渡しながらDMMにジョインし、
成果報酬を受け取るようです。
この方のコーヒー販売からスタートしたというスモールビジネスからの始め方はすごいですね。
また、課題にフォーカスしているのではなく、
起業することにフォーカスしている点も、
多くの人が参考になる働き方ではないかと。
起業にフォーカスしていても課題へのフォーカスは必須になるとは思いますが。
こうやってアウトプットに長けた方は憧れますね。
自分も頑張らねば。
ひと味違う電動歯ブラシのサブスクリプション「Quip」
本日は以下の記事。
製品ではなくサービスで稼ぐ電動歯ブラシのQuipーーサブスクの次「新小売戦略”D2C as a Service”」を学ぶ - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
記事の概要。
D2C電動歯ブラシを販売する「Quip」の資金調達の記事。
ちなみにDtoCとは、
D to Cとは、Direct-to-Consumerの略で、自ら企画、製造した商品をどこの店舗も介すことなく自社のECサイトで直接顧客へ販売するビジネスモデルのことです。 『D2C』と表記することもあります。
以下より抜粋。
DtoCとは|リテール&ロジスティクス用語集 | 流通・小売物流.com
このQuipは電動歯ブラシのDtoCかつ、流行りのサブスクリプションモデルを行っています。
具体的には電動歯ブラシの替ブラシを四半期ごとに5ドルで提供してくれるとのこと。
また、歯ブラシだけではなく歯科ネットワークのサービスも提供しているようです。
このサービスの特徴としては以下の2点が挙げられると思います。
- バラバラな情報の集約
- As a service化する
1については、歯ブラシという単体のソリューションだけでなく、歯科ネットワークの提供も行うことで、
より口腔ケア全体に近いソリューションを提供しようとしています。
この情報の集約の仕方はユーザーベースで良いですよね。
2だけをソリューションベースで実施して満足しているサービスとはひと味違うなと感じます。
本当によく言われる話ですがドリルと穴の例のように、
顧客が求めてるのは使いやすい電動歯ブラシを安価に届けてもらうことではなく、
口内を清潔に保ちたいということなので。
今後、こういったカテゴリを跨いだサービスがどんどん出てくると思いますが、
それに比例してどれだけユーザーのストーリーと結びついているかが重要になってきますね。
音楽フェスのストリーミングのLiveXLive
本日は以下の記事。
LiveXLiveという音楽フェスのストリーミングサービスに関する記事。
音楽フェスに特化してストリーミング映像を提供しているよう。
プレミアムコンテンツなどの流行りのサブスクリプション型の収益モデルに加えて、
広告収入によってマネタイズしているようです。
<IR情報>
http://ir.livexlive.com/Cache/1001245820.PDF?O=PDF&T=&Y=&D=&FID=1001245820&iid=4306070
やろうとしていることはYouTubeですでにあるストリーミング配信の部分を、
バンドルを解いて最適化するということであるのは間違いないですね。
確かに、音楽好きの人からすると、ある程度レコメンドされるとはいえ、
音楽以外の雑多な情報も混ざってしまうYoutubeよりも、
音楽フェスに特化するサービスというのはある程度需要がありそう。
ただ、その場合、YouTubeを利用するよりも圧倒的な価値が、
「音楽フェス特化」以外にも必要そう。
現状それがプレミアムコンテンツにもなっているコンテンツのステージ裏での映像などになるのだろうけど、果たしてどこまでの価値が出せるのかがポイント。
自分たちでコンテンツを作っているからこそステージ裏への密着など、
より取材に近い形のコンテンツはYouTubeとの差別化になるかもしれないです。
そうなると、総合フェスよりも熱狂的なファンが付いているアーティストの単独公演のストリーミング配信(舞台裏〜ステージ後も密着)などしたほうが、
見る側からすると価値がでるような気もします。
テンプレート作ってみました!
記事の更新が止まってました、、、
なかなか、形が決まってないと時間もかかるし、
話もまとまらなく読みにくいし、
ということでテンプレート作成しました。
そもそもこのブログを書くことでどういう思考をしたいかという点から、
- ビジネスモデルを可視化する
- 課題解決されている顧客を知る
という点でアウトプットできるようにしてみました。
いちいち分けてる感じではないので、
ぱっとみはわからないかと思いますが。。
お楽しみに〜
ついにきた0円タクシー
ついに0円タクシーが出ましたねー。
ということで以下の記事。
DeNA、乗車料金が無料になる「0円タクシー」を発表--都内50台から - CNET Japan
ユーザーからするとタクシーは他の公共交通機関から比較して料金が高いという大きなネックがありました。
今回の0円タクシーでは複数の広告ではなく、
スポンサー1社をつけて広告収入モデルにするとのこと。
タクシー業界は知っての通り最低料金が規定されてます。
これは利益をうみにくいタクシー業界において、
安全な車両で輸送を行わせるためのものかと思います。
ですのでまずはこの0円タクシーがどのように解釈されるのかが注目ポイントです。
次にタクシー業界の現状ですが、
自動運転、Iotの影響が非常に大きく、
無料のタクシーはすぐそこまで来ています。
自動運転による人件費カット、Iotによる輸送効率化と新たなビジネスモデルができるからです。
1足早く広告というビジネスモデルで参入してきた
DeNAがどこまでスケールさせることができるかという点も注目ですね。
また、タクシーに限らず同様のビジネスモデルは検討の余地があります。
広告だけで収益を得るには強力な集客力が必要になるかとは思いますがどのようなビジネスに応用されていくかも楽しみですね。
自宅で眼鏡が作れる「VisionCheck 」
本日は以下の記事。
スマホで検眼して眼鏡を注文できる「VisionCheck」--近視、遠視、乱視、遠近両用 - CNET Japan
スマホにデバイスを掛け合わせることでメガネがオンラインで作成できるようになるとのこと。
コンタクトレンズは既に通販で買えるようになってますが、
メガネを作るとなると実際に店舗に行って並んで、
測定後受け取りまで待ってなどとかなり心理的ハードルが高い領域のため、目のつけどころがいいなと感じます。
一方でデバイスをプラスで使用するという点で、
どこまで消費者に受け入れられるのかが楽しみですね。
少なくともデバイスを借りる、受け取る、返却するステップは挟むわけなので、それはそれで面倒になりそうだなと。
特に返却の部分は。
いかにこれはこれで面倒と思われないよう設計するかがキモになる気がします。
特に新しいことをやってみるのって心理ハードルがあるので。
小売に広がる人手不足の波
本日はこの記事。
スーパーで正月休み広がる 人手不足などに対応 | NHKニュース
別に新しくもなんともないけど、
実際に人手不足の影響が出始めてきましたね。
小売業界はもともと従業員の多くを非正規雇用で賄ってきました。
人件費含むコストを極限まで下げることで商品を安く販売し、集客を行うビジネスモデルがほとんどです。
特に規模の経済が働くチェーン店など。
ですが、少しずつ上記の行いができない環境に変化しつつあります。
- そもそもコスト削減には限界がありいずれコモディティ化する
- 人口減少に伴い労働者のパワーが強くなっているため、人件費が高騰している
- ECの出現により小売の将来性に不安があり、人モノカネが集まりにくくなっている
といった所でしょうか。
今回の記事では3つ目への対策として働きやすさという目先のインセンティブを付与するとこで人手不足を緩和しようとしているように思えます。
小売にとって年始がいかにチャンスかと考えるとかなり大きな決断ですね。
今後はこのケースに限らず、
同様の対応に迫られる企業がますます増えてくるかと。
便利、安いだけでは競争に勝てなくなり、
さらなる付加価値が求められますね。
ドンキや成城石井のように。
小売からするとむしろチャンスでもあると思うので、
時間、価格以上の付加価値を提供してくれる企業が現れるのを待ちます。