ひと味違う電動歯ブラシのサブスクリプション「Quip」
本日は以下の記事。
製品ではなくサービスで稼ぐ電動歯ブラシのQuipーーサブスクの次「新小売戦略”D2C as a Service”」を学ぶ - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)
記事の概要。
D2C電動歯ブラシを販売する「Quip」の資金調達の記事。
ちなみにDtoCとは、
D to Cとは、Direct-to-Consumerの略で、自ら企画、製造した商品をどこの店舗も介すことなく自社のECサイトで直接顧客へ販売するビジネスモデルのことです。 『D2C』と表記することもあります。
以下より抜粋。
DtoCとは|リテール&ロジスティクス用語集 | 流通・小売物流.com
このQuipは電動歯ブラシのDtoCかつ、流行りのサブスクリプションモデルを行っています。
具体的には電動歯ブラシの替ブラシを四半期ごとに5ドルで提供してくれるとのこと。
また、歯ブラシだけではなく歯科ネットワークのサービスも提供しているようです。
このサービスの特徴としては以下の2点が挙げられると思います。
- バラバラな情報の集約
- As a service化する
1については、歯ブラシという単体のソリューションだけでなく、歯科ネットワークの提供も行うことで、
より口腔ケア全体に近いソリューションを提供しようとしています。
この情報の集約の仕方はユーザーベースで良いですよね。
2だけをソリューションベースで実施して満足しているサービスとはひと味違うなと感じます。
本当によく言われる話ですがドリルと穴の例のように、
顧客が求めてるのは使いやすい電動歯ブラシを安価に届けてもらうことではなく、
口内を清潔に保ちたいということなので。
今後、こういったカテゴリを跨いだサービスがどんどん出てくると思いますが、
それに比例してどれだけユーザーのストーリーと結びついているかが重要になってきますね。