アルクテラス資金調達

今日はなんだかピンとくるものがあまりなかったのですが、、、

ノートまとめアプリがちょっと面白かったので紹介します。

勉強ノートまとめアプリ「Clear」のアルクテラス、シリーズCで新生銀行やZ会から1億円を資金調達——企業向け新卒採用支援や塾向け広告に参入 - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

 

このアプリ全然知らなかったのですが、

2013年からサービスローンチしてるんですね。

月間のアクティブユーザー100万人以上ってちょっとびっくりです。

実際アプリ使ってみたのですが、

ノートを写真で撮ってアップするというシンプルな構造。

科目ごとにノートはわかれてて、検索などでカテゴリも検索できる。

 

多分ユーザーが教える側と教わる側にわかれてて、

教える側がノートをアップ、教わる側がいいねを押すという構図に見えました。

教わる側のメリットとしてはいろいろな解釈でまとめられた内容を閲覧できるので理解の手助けになる可能性が高いってのは直感的に感じましたが、

ノートをアップするインセンティブがよくわからなかった。

いいねとかの自己顕示欲をみたしてるのかな、、、?

初期のアットコスメとか知恵袋も同様の形式なので、

自己顕示欲って侮れないですよねー。

全然合理的でもないし。

 

あと、直感的に手書きでまとめられたものって気持ちいいですね、何故だろう。

単純に接触回数が多いからかなとか思ったけど、

デジタル文字と比較するとそうでもないか。

やっぱり人柄がでるのかな?

綺麗な文字の人は丁寧で優しい人、汚い文字の人は思考力に優れている人とか。

義務教育期間に触れた人柄とその人の文字を人は知らず知らずのうちに紐づけているし、それなりに根拠ありそうですよね。

と思って調べてみたら筆跡心理学たるものがあるようです。

どっちかという占いちっくでしたが、、、残念。。

 

とまあ話がそれましたが、

やろうと思えばノート内の文字を読み取って、検索に引っ掛けるとかもできそうではあるものの、複雑になりすぎることを避けてやってない気がします。

 

ノートって昔からありつつ、イノベーションしきってない分野なのでもっと活性化させて欲しいと思います。

だからこそ採用のほうに方向性向けてるのが若干気になります。

ほんとにやりたいの?それ、、、って感じです。

アマゾンがヘルスケア事業をスタート

なんだか暖かい日が続いてますね。

そういえば、昨日見たNewsPicksのWeeklyOCHIAIスタートアップのアップデートは非常に面白かった、、

情熱掻き立てられる内容でした。

 

さて、本日は以下の記事

アマゾン、患者の診療記録を分析するソフトウェア販売を開始。電子カルテに埋め込む買い物アプリも検討中? - Engadget 日本版

 

アマゾン(AWS)が医療用ソフトウェアの販売を開始したとのこと。

患者データ、臨床データがデジタル化され、

それを分析できるようになるとのこと。

 

薬の販売に向けて、

薬を売れるようにだけでなく、医療機関データも消費者に提供できる世界観を目指しているように思えます。

やはりスケールが大きい。

 

競合となりそうなのは以外リンク先にある企業あたりだろうか

遠隔診療アプリとAI医療サービス開発の情報医療が三菱商事などから11億円を資金調達 | TechCrunch Japan

あとMICINとか?

 

アマゾンが薬まで始めるとなると、

最近好調なウェルシア始めドラッグストアにも大打撃ですよね。

薬が必要なタイミングとECって相性良いし。

その辺もちろん対策は検討してると思いますが、

今後の動きが楽しみです。

 

ユーザー目線で見ると処方薬が通販感覚で変えるようになると利便性が半端ない。

5分診療が問題になってるように、

数時間待って5分の診療で終わり、薬だけ出されるという経験は多くの人が体験し嫌気がさしてると思います。

特に慢性的な治療は尚更。

 

ただ、患者の自己管理の要素が強くなる面もあるので、

エコシステムをどう構築していくか、

規模もあるアマゾンだからこそ楽しみですね。

乱立するヘルスケアスタートアップに思うこと

今日はヘルスケアスタートアップ40選をピック。

ヘルステック(医療テック)スタートアップ40社まとめ、命と健康守る最新技術を総覧 |ビジネス+IT

 

全然知らなかった企業もあり、

なかなか勉強になりました。

様々な領域で様々な企業がいるなーと改めて感じます。

 

そんな中でもFiNCのビジネスはやっぱり光って見えますね。

データドリブンに領域を拡大していけそうという点で。

 

さて、今回この記事をピックしたのは、

ビジネスサイドからの視点もありますが、

ユーザー目線で考えたときにどうなんだっけって部分をアウトプットしておきたかったからです。

 

今ヘルスケア領域に起きている状況として、

新しいテクノロジーとの掛け合わせでスタートアップが乱立しているという認識です。(もちろん、将来性が高い事業領域というのもありますが)

それぞれのスタートアップがやってるサービスも様々で、

フェーズも様々です。

1番に掲げているビジネスは実はまだ臨床試験段階で、実は医療系機関へのコンサルティングでその場のマネタイズをしているといった企業も結構多いです。

 

そのため、ある程度情報リテラシーが高い人であっても、

自身が抱えている健康課題に対してなかなか適切な情報に辿り着けない状態が発生しています。

ただでさえ玉石混交なインターネットの情報に加えて

対象方法が多様化しているからこそ特にです。

 

メディカルノート、メドレーなどいい感じの情報整理のメディアは出てきてますが、まだまだ認知度は低いですね。

ということで、情報収集の部分についてもう少しインプット、アウトプットしてみようと思います。

 

KITEKUの洋服無料レンタルサービス

暖房の乾燥に耐え難くなってきたこの頃ですが、、

、本日は以下の記事。

 

店頭の服を買わずに着たまま外出 新しい無料レンタルサービス│WWD JAPAN

 

店舗内の洋服を1日3点まで無料で1時間レンタルできるサービスとのこと。

借りる側は写真撮影など自由にでき、

もちろんクリーニング代も無料のよう。

 

貸出側のメリットとしては、

購入へ繋がる可能性が高いこと、

SNS発信などによる広告効果、

体験価値提供による来店の促進などを見込んでいるそう。

 

1時間のレンタルというのが賛否両論ですね。

1時間だからこそ購入に繋がるという意見もあれば、

1時間で何ができるの?といった意見もあります。

 

個人的には後者に賛成。

SNSでの拡散を狙っているようだけど、

インスタ映えするような場所って並ぶことも多いし、

1時間で実現できるのかと言われると微妙な気がしてます。

 

とはいえ、記事内で触れられているように、

ファッションって無料のサービスが無かったので、

その点は非常に楽しみ。

よりユーザーが使いやすくするためには、

店舗数、店舗の場所が非常に重要だと思うので、

そのあたりの戦略は要注目ですね。

無難に表参道な気もしますが、、

 

ターゲットとしては一般人よりもインフルエンサーなのかな?

その辺も今後の機能アップデートから測れそう。

 

カレンダーアプリのアップデート

Facebookの元CIOが設立したスタートアップWoven、カレンダーの機能強化を目指す - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ)

 

本日はこちら。

カレンダー機能の強化も目指すとのこと。

 

カレンダーって日常的に多くの人が使うわりには、

大幅なアップデートも起きてない領域で目のつけどころとしてとても面白いなと思いました。

小さな不満をためつつも、こんなものかと期待もせず、

わざわざ変えるのも面倒なのでずっと使ってるみたいな。

 

スイッチコストが非常に高いので、

一度プラットフォームとして確立できたら非常に強力かなと思いますし、位置情報との掛け合わせなど広がりも凄い領域。

 

特にこの記事では分析ができるようになるとありますが、

時間の分析ってありそうでなかった内容。

ウケる人にはウケるのでは?と。

 

 

 

社会保障デジタル化の懸念

社会保障制度のデジタル化が人権に与える影響に国連が警告 – TechCrunch Japan

 

今日はこちら。

イギリスで検討されている社会保障のデジタル化について、

警鐘を鳴らしているお話。

そもそも貧困層はデジタルが使えないじゃないかって部分と、

アルゴリズムのミスのカバーに時間がかかることが、

貧困層には致命的になりうるってのが批判の内容。

 

2点目はまだしも、

1点目はよく検討する必要があるね。

自動化というよりAIの話に近くなるけれども、

結局どんなに優れたAIであっても使用しているデータは

過去のデジタル化された情報である点も気になる。

つまり、デジタル化せずに過ごしてきた人たちにとっては、

自分以外の人のデータによって自分が判定されてしまうのです。

社会保障に限った話ではなく。

 

ってことは使われているAIが使用しているデータにも当然偏りがあるし、導き出された判定が間違えている可能性は高い。

そのことを意識せずにコンピューターがそう言っているからと結論を出してしまうのはとても危険な思考だと思います。

 

使用するデータの偏りはないか、

あるとしたらコンピューターの回答をどう捉えるべきか。

この辺は今後自動化される世界の中で常に意識しておくべき視点ですね。

 

ちなみにマイノリティレポートの世界にかなり近づきつつあって、ドキドキします。笑

 

信用スコアの未来

NewsPicksで信用スコアの記事が上がっていて、

少し気になったのでざっと調べて見たのでまとめ。

 

中国社会で活用が進む信用スコアは日本社会でも普及するのか? | MUFG Innovation Hub

日常生活に影響あり? 「信用スコア」の実体 | J.Score | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

2019年は「信用スコア」元年か?ヤフーに続きドコモが参入表明で競争激化 | ビヨンド(Beyond)

https://wired.jp/2018/06/26/china-social-credit/

 

らへんを読んでみました。

 

現状はメインは中国、あとちょっとアメリカで使われてるという状況。

中国の方は5億人ユーザーを誇るアリババ、特にアリペイの使用履歴データをもとにAIによって信用スコアが算出されるとのこと。

また、金銭面だけでなくSNSの書き込みなどの人柄も含まれてるようで評価軸は意外と多様。

 

この信用スコアをあげていくと、

デポジットの無償化、低金利での貸付、敷金なしなどなど、

様々なサービスを有利に利用できるようになる。

逆に信用スコアが低いと不利になるだけでなく、

そもそもサービスが利用できない(シェアリングサービスとか)といった罰則が与えられる。

 

また、日本でも覇権争いが加速している。

みずほ銀行ソフトバンクによるJSCREの設立、

ドコモやYahoo!などもサービス開始見込みとのこと。

 

個人的に、こんなサービス面倒くさくて嫌だわってのが感想。

現状メリット部分が薄かったり、もともと自分がズボラだからってのはあるのですが、

1番は皆が良しとしていることが評価される仕組みになりそうだからっていうのは大きい。

支払い履歴はまだしも、

ごま信用のようにSNS書き込みまで見られるようになったときに。

 

結局、国民全員が使ってる状態ってのは、

今の日本ではならないと思う一方で、

多くの人が信用スコアをあげるためにせこせこなんかしてても、気持ち悪いなーって見てようと思います。